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ピアノ買取りのキホン サイト

ピアノを売る時は購入時の付属品をできるだけそろえよう

ピアノを買取りに出すときの椅子
ピアノを売る場合、ピアノの本体だけでなく、ピアノの椅子メトロノームピアノカバーなどは自宅に残っていませんか?

 

ピアノの付属品を合わせて買取りに出すことで、査定がアップする可能性があります。

 

でも、突然言われてもどんなものが付属品なのかピンとこないこともありますよね。

 

ここでは買取対象になりやすい付属品について整理して説明していくので、買取りの依頼をする前に自宅のピアノにはあるのかチェックしてみてみましょう。

 

 

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どんな付属品が対象?

 

あなたやあなたの家族がピアノ本体を購入した時に、さまざまな付属品を併せて買いそろえていると思います。

 

その中でも、買取りの対象になるものとならないものがあります。

 

値段がつく付属品の候補としては、

 

・消耗品ではないもの(コンパウンドなどのピアノ本体のお手入れ品は×)

 

・劣化が少なく通常使用ができる状態のもの

 

の2点に当てはまるものです。

 

そして、付属品がピアノメーカーの純正品であれば買取りの対象になりやすくなりますよ。

 

 

ピアノの付属品

 

では、ピアノの付属品の中で何が具体的に買取りの対象になる可能性があるのか、順番に見ていきましょう。

 

また、どれくらいの価値がありそうかが分からない場合の判断材料として、新品で購入した場合の目安の値段も載せています。

 

 

ピアノの椅子

まずは、ピアノを演奏するときに使用する椅子です。

 

ピアノ用の椅子は、丸いす型・背もたれ付き(トムソン椅子)・ベンチ型の3種類があります。

 

この中で現在主流なものは背もたれ付きとベンチ型ですが、一番買取りの値段がつきやすいのはベンチ型です。

 

<ベンチ型のピアノ椅子>

ベンチ型のピアノ椅子

 

ベンチ型はこのように横に長い形をしています。

 

この種類は自宅で使用するのに最適で、座面のクッションにより長時間練習しても疲れにくいため人気があり、値段がつきやすいです。

 

椅子に痛みがないか、座ったときにぐらつきがないか、そして座面の高さが変えられるかを確認しておきましょう。

 

大丈夫であれば、ピアノの演奏に適した椅子の状態です。

 

なお、電子ピアノ用の椅子は高さが変えられないため、通常のピアノの付属品としては買取不可の可能性が高いので注意が必要です。

 

(新品の目安価格:一般的なものは2〜3万円程度、種類によってかなり差がある)

 

 

メトロノーム

一定のリズムを音で教えてくれるメトロノームも、場合によっては買取りの対象となります。

 

<メトロノーム>

メトロノーム 純正

 

最近はメトロノームにはデジタル式のものもありますが、ピアノ用としては上の画像のような真ん中の棒が左右に動いて音が出るアナログ式が一般的です。

 

メトロノームはもとの価格が安めなので、これだけで大きく査定がアップすることは少ないでしょう。

 

他に楽器をされている人は売らずに取っておくのもいいと思います。

 

買取りをお願いしたい場合は、動きや音に問題はないか一度動かしてみてチェックしてみましょう。

 

横のねじを巻いて中の棒を左右に動かせば確認ができますよ。

 

(新品の目安価格:一般的なものは数千円程度)

 

 

ピアノカバー(本体に掛けるカバー)

ピアノカバーは常にピアノに掛けられた状態であることが多いと思います。

 

種類によってはピアノ上部だけでなく、ピアノ全体を覆えるようなものもあります。

 

<ピアノカバー の一例>

ピアノカバー

 

なお、この写真のようにインテリア用としてデザインされたものは、残念ながら買取りはあまりされないでしょう。

 

中古ピアノを購入した人がどんなピアノカバーが欲しいかはピアノを置く部屋の内装によってかなり異なるので、多くの人が欲しがる一般的なデザインのもののほうが買取業者に値段をつけてもらいやすいです。

 

見積りで買取り額がつきそうな場合には、汚れがあるなら買取前に洗うと印象がアップします。

 

ただし一般的な素材のフェルトの場合は自宅で洗うと生地が縮む可能性が高いです。

 

家で洗濯ができない生地のピアノカバーを買取り前に洗うか迷う場合は、クリーニングの料金を調べて買取額より安ければクリーニング店にお願いするといいかもしれません。

 

(新品の目安価格:アップライトピアノ…数千円台、グランドピアノ…1〜2万円程度が一般的)

 

 

鍵盤カバー(キーカバー)

鍵盤カバー(キーカバー)は、鍵盤を傷から保護する役割があります。

 

普通はピアノの鍵盤の上に乗っているのでふたを開けて確認してみてください。

 

<鍵盤カバー(キーカバー)>

鍵盤カバー 純正

 

このように鍵盤にかぶせるように乗せて、ピアノのふたを開ける際に楽譜を置くための譜面台が誤って鍵盤に当たらないようにしてくれます。

 

<鍵盤カバーのメーカーのロゴ>

鍵盤カバー ロゴ

 

ピアノのメーカーのロゴは分かりやすい位置にあると思います。

 

鍵盤カバーがもし汚れている場合、家で洗うとピアノカバーと同じく縮む可能性が高いです。

 

こちらも洗うならクリーニングに出すのが安全ですが、こちらは新品で千円程度なのでそこまでする必要もないかもしれません。

 

(新品の目安価格:一般的なものは千円程度)

 

 

インシュレーター

ピアノの小さなタイヤ部分にはめてある受け皿をインシュレーターと言います。

 

フローリングや通常の毛の長さのカーペットの上にピアノが置いてある場合、これを取り付けることでタイヤからの傷を防ぐために使用しています。

 

また、インシュレーターには防音や防振などの機能を持たせたものもあります。

 

日本の住宅事情のため、お隣さんや近所への音漏れに配慮して選んだ人もいるでしょう。

 

もしそのようにして種類を決めたものであれば、小さくても高価なインシュレーターかもしれません。

 

<インシュレーター(矢印部分)>

インシュレーター タイヤの受け皿

 

タイヤ部分に装着するものなので、アップライトピアノなら4つグランドピアノなら3つとタイヤと同じ数で1セットになります。

 

自然に外れることはそうそうないと思いますが、数がそろっているかチェックしておきましょう。

 

(新品の目安価格:千円程度〜数万円と機能によって幅が広い)

 

 

敷板(しきいた)

敷板(しきいた)は畳の上や毛の長いカーペットの上に置く場合に、アップライトピアノの左右の各2つのタイヤにまたがるように設置された板のことです。

 

インシュレーターでは畳などはピアノの重みによって跡がつきやすいため、重量を分散させるために床に接する面積が広い敷板を使用することが多いです。

 

インシュレーターと同じく、敷板には機能として防音や防振の効果を持たせたものもあります。

 

(こちらは写真が準備できていないです…すみません)

 

ピアノの左右で1枚づつなので、2枚で1セットになります。

 

(新品の目安価格:こちらも千円程度〜数万円と機能によって幅が広い)

 

 

 

また、敷板とは異なりますが、グランドピアノではタイヤ部分の辺りにマットを敷くなどして床を痛めないように対策している場合もあります。

 

 

ここまで見てきた付属品以外にも、自宅のピアノ周辺に「買い取ってもらえるかも?」と気になるものがあれば、これらも併せて査定できるか確認してみましょう

 

 

 

買取りの時に気をつけること

 

ピアノと一緒に買取りのできる可能性のある付属品を見てきましたが、これらがある場合に査定や買取前に注意したいことを確認しておきましょう。

 

 

すべての業者で付属品を買い取るわけではない

たくさんのピアノの付属品がそろっていても、買取業者によっては買取りするのはピアノ本体だけで付属品は買い取らない場合があります

 

その買取業者の流通ルートによっては不要となってしまうこともあるからです。

 

今後それらを使うことは少ないと思うので、そのような場合に備えて買取りの依頼前に「買取りの対象にならないものは無料で引き取りができるか」を聞いてみると良いでしょう。

 

 

ピアノ本体と付属品を含めた見積り金額を比較することが大切

ピアノの付属品が買取り可能か、付属品の買取金額がいくらになるかも気になるところですが、それよりも重要なこと……

 

それは「ピアノ本体がいくらで買い取られるか」ということ。

 

当然ながらピアノ自体のほうが付属品よりも値段が高いですよね。

 

なので、この際見積りの段階でピアノ本体と併せて付属品も査定してもらうのはどうでしょうか。

 

これならいくつかのピアノの買取業者に出してもらった見積り金額を比較することも簡単です!

 

購入したときに値段が高かったものだけでもいいので、忘れずに電話やサイトの入力フォームで伝えておきましょう。

 

 

買取りできる場合はきれいにしておこう

買取りを依頼した際に付属品も査定に入ると連絡があった場合は、ピアノ本体だけでなく付属品も掃除をしておきましょう。

 

少なくともホコリは取り除いておきたいですね。

 

ただし、慣れない場合は掃除で傷をつけてしまう可能性もあるので、むりはせずできる範囲にしておきましょう。

 

ピカピカであれば、査定がアップすることもあるようです!

 

 


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