ベヒシュタインのピアノを持っていて売りたい場合は、しっかりと買取り先を選ぶことが大切です。
というのも、ピアノの買取業者によってはベヒシュタインピアノを買取り不可としているところや、相場より非常に安い価格しかつけないところがあるからです。
そんな中、確実に高値でベヒシュタインを買い取ってもらうためには、複数のピアノ専門の買取業者に見積りをお願いし、結果の金額を比較しましょう。
ここでは、どのように見積りの比較をすれば良いかや、買取り査定の見積りの比較の仕方を解説していきたいと思います。
◆ピアノの買取・処分先探しに一括査定◆
ベヒシュタインピアノについてすこし説明していきますね。
ベヒシュタインピアノは、ドイツのベルリンで1853年に創業したベヒシュタイン社が作っています。
この会社のピアノは、過去に世界一位といわれるスタインウェイとピアノの覇権を競い合ったとされているほど世界的に有名。
現在も、ベヒシュタインは世界3大ピアノの1つと言われています。
ちなみにブランド名のはじめに「C.」とついているのは、創業者のカール(Carl)さんのCのようです。
ベヒシュタインピアノは、オーケストラの中で演奏するのに適したピアノを作るために透明感のある音色を追求したと言われています。
また、リストやドビュッシーなどの有名な作曲家が高く評価したのだそう。
というのも、リストが激しい演奏をして演奏会中に何台もピアノを壊したのを目撃したのをきっかけに、その演奏でも耐えられ、なおかつ音色も良いピアノを作ったという逸話があります。
そのためピアノの品質はとてもよいです。
ドイツという国の事情もあり第二次世界大戦やその後の経営が安定せず、1960〜70年代はアメリカのボールドウィン社の傘下になりましたが、1986年に元にもどり、高い技術力で今もピアノを作り続けています。
世界的なピアノブランドであることに加えてヨーロッパから輸入をしているため、ベヒシュタインピアノはかなり高額なピアノになっています。
それは中古でも同じですが、ピアノの買取業者の中には特定のメーカーやブランドのピアノしか買取りしないところも多いです。
中古のピアノを購入する人の多くは子どもがピアノを習うのに合わせて探しているため、どうしても誰もが知っているヤマハやカワイが売れやすくなります。
そのようなピアノのみを買取りしているところにベヒシュタインの見積りを依頼した場合、無料での引き取りになってしまう可能性が高いので注意しましょう。
それとは逆で、ヨーロッパのピアノを積極的に引き受けている買取業者であれば、査定額もある程度安心できるでしょう。
ヨーロッパ製の中古ピアノの販売に力を入れているお店へ向かう可能性も高いため、本当にあなたのベヒシュタインピアノが欲しい人の手にも渡りやすくなります。
それでも、同じピアノでも買取業者ごとに査定金額は異なるため、見積りを比較することが必要になってきます。
ピアノの買取り査定の見積りを比較するためには、まず複数の買取業者に見積りの依頼をします。
見積り依頼は、買取業者へ電話かメール、ホームページのフォームから入力する方法がありますが、文章として記録に残るメールかホームページからの入力がおすすめです。
見積りをしてもらうために、あなたのピアノについて現在の状態や「製造番号」などの情報を伝えます。
※買取業者に伝える必要のある「製造番号」などのピアノの情報について知りたい方は、「【5分で完了!】 ピアノの買取り査定に必要な項目のチェック方法」をご覧ください。
買取業者に伝える情報がそろっている場合、5分程度で伝えられると思います。
これを、お願いしたい買取業者に、1件ずつ連絡をしていくことになります。
見積り依頼が終わり、電話ならその場で、メールやホームページからであれば数日以内にメールで見積り金額が分かります。
すべての見積りがそろい次第、比較をして一番高いなどの条件がもっとも良い買取業者を選んでください。
先ほど、5分程度で見積り依頼ができると話しましたが、複数の買取業者へ連絡するとなるとその何倍もの時間がかかってしまいます。
時間だけでなく、同じ内容を別の買取業者へ繰り返し伝えるのはとても面倒です。
そこで使うと便利なのが、ピアノの「見積り一括査定」サービスです。
具体的には、下の「引っ越し侍のピアノ買取」のようなサービスになります。(※引越ししない方ももちろん利用できます!)
このサービスを使うことで、通常の見積り依頼と同じようにピアノの見積りのために必要事項を1回入力するだけで、最大5社の買取業者から見積り結果が届きます。
最大で5社の連絡が5分でできてしまうので、とても便利です。
しかも利用料は無料。
買取業者はこちらでは選べませんが、「見積り一括査定」サービスがすでに提携している買取業者から自動的に選び出されます。
「見積り一括査定」サービスの中で提携している買取業者の口コミや評価も確認できるので、見積り依頼後に選ばれてから確認すれば安心です。
以下のページでは、私が過去に「引っ越し侍のピアノ買取」からピアノの買取り金額の見積もりをお願いしてみた時のことを下の記事でもまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
【関連ページ】
「【体験談】実際にピアノ買取り一括査定を使ってみました」
また、この体験談でも書いているとおり、全く同じピアノでも買取業者が異なるだけで買取り価格に 10万円 も差が出ることがあります。
私も一括査定を行うまではそんなに金額に差はないだろうと思っていたのですが、私自身のピアノの見積りを出したところ実際に11万円の差が出てしまったので、複数の買取業者の買取り価格を見積りで比較することは絶対に行ってくださいね。
また、ピアノの一括査定サイトは他にもあるので、どんなところがあるか興味のある方はこの下の記事をチェックしてみてください。
【関連ページ】
「家のピアノを買取りに出すときのコツ、知ってますか?」
☆一括査定ランキングも掲載中
ピアノに高い買取り金額がつけられるのは、それだけ次のピアノ所有者が価値を理解してくれるからこそです。
そのような買取業者を選べば、思い入れのあるあなたのベヒシュタインピアノを本当に大切にしてくれる人に受け渡してくれると思います。
<ピアノの買取りで損しないために!>
すっかり寒い日が続いて、雪が降った地域も多くなってきましたね。
年内にピアノの処分を考えている方は早めに見積もり依頼を複数の場所にしておきましょう。
天気が悪い日が続くと回収してもらえる日が遅れる可能性があります!— 中の人 @ピアノ買取り便利帳 (@piano_purchase) December 10, 2024