ローゼンストック(Rosenstock)というブランドのピアノは、日本ではそれほど多く存在していないピアノになっています。
そのため、買取りをお願いしたくてもOKしてくれるピアノ買取業者を見つけることが難しいです。
ですが、実はあなたのローゼンストックピアノを確実に買い取ってくれる買取業者の探し方が存在します。
それは複数のピアノ専門の買取業者に見積りをお願いすること。
ここでは、どうやったらかんたんに見積りを比較できるかや、ローゼンストックピアノの買取り事情を解説していきたいと思います。
◆ピアノの買取・処分先探しに一括査定◆
ローゼンストックピアノについてすこし説明していきますね。
このブランドは、韓国にある英昌(ヨンチャン・ユンチャン)楽器という会社で1990年代あたりに作られ、協立楽器(全日本ピアノ卸センター)で販売されていたそうです。
ヨンチャン(ユンチャン)楽器はもともとヤマハのピアノを輸入していましたが、輸入税が高くなったため半製品のピアノを日本から輸入して組み立てていました。
その関係もあり、ローゼンストックの製造にはヤマハの技術が活用されているんだそう。
音色もヤマハのピアノに似ていると言う人もいるようです。
動画ではありますが、わたしがローゼンストックピアノの演奏を聞いたところ、はっきりとした明るい音色だと感じました。
また、日本製のピアノではなかなか見ることのできないレリーフなどのおしゃれな装飾がピアノ本体にほどこされているのもポイントです。
ローゼンストックピアノは、日本では有名とはいえないためピアノの買取業者の中には買取りを断っているところも多いです。
中古のピアノを購入する人の多くは子どもがピアノを習うのに合わせて探しているため、どうしても誰もが知っているヤマハやカワイのブランド名のピアノが売れやすくなります。
そのようなピアノだけを買取りしているところにローゼンストックの見積りを依頼した場合、無料での引き取りになってしまう可能性が高いので注意しましょう。
それとは逆で、珍しいブランドのピアノを積極的に引き受けている買取業者であれば、査定額もある程度安心できるでしょう。
そのような買取り先であればさまざまなブランドの中古ピアノの販売に力を入れているお店へ向かう可能性も高いため、本当にあなたのローゼンストックピアノが欲しい人の手にも渡りやすくなります。
特にローゼンストックピアノは木目柄であったりデザインにこだわったものが多いため、そのようなピアノを買いたい人の集まるお店とつながる買取り先では高く買い取ってもらいやすいです。
でも、どのように買取り先を探せばいいのかわかりにくいですよね。
そのような買取り先を探すには、見積りを比較すればOKです。
ピアノの買取り査定の見積りを比較するためには、まず複数の買取業者に見積りの依頼をします。
見積り依頼は、買取業者へ電話かメール、ホームページのフォームから入力する方法がありますが、文章として記録に残るメールかホームページからの入力がおすすめです。
見積りをしてもらうために、あなたのピアノについて現在の状態や「製造番号」などの情報を伝えます。
※買取業者に伝える必要のある「製造番号」などのピアノの情報について知りたい方は、「【5分で完了!】 ピアノの買取り査定に必要な項目のチェック方法」をご覧ください。
買取業者に伝える情報がそろっている場合、5分程度で伝えられると思います。
これを、お願いしたい買取業者に、1件ずつ連絡をしていくことになります。
見積り依頼が終わり、電話ならその場で、メールやホームページからであれば数日以内にメールで見積り金額が分かります。
すべての見積りがそろい次第、比較をして一番高いなどの条件がもっとも良い買取業者を選んでください。
先ほど、5分程度で見積り依頼ができると話しましたが、複数の買取業者へ連絡するとなるとその何倍もの時間がかかってしまいます。
時間だけでなく、同じ内容を別の買取業者へ繰り返し伝えるのはとても面倒です。
そこで使うと便利なのが、ピアノの「見積り一括査定」サービスです。
具体的には、下の「引っ越し侍のピアノ買取」のようなサービスになります。(※引越ししない方ももちろん利用できます!)
このサービスを使うことで、通常の見積り依頼と同じようにピアノの見積りのために必要事項を1回入力するだけで、最大5社の買取業者から見積り結果が届きます。
最大で5社の連絡が5分でできてしまうので、とても便利です。
しかも利用料は無料。
買取業者はこちらでは選べませんが、「見積り一括査定」サービスがすでに提携している買取業者から自動的に選び出されます。
「見積り一括査定」サービスの中で提携している買取業者の口コミや評価も確認できるので、見積り依頼後に選ばれてから確認すれば安心です。
以下のページでは、私が過去に「引っ越し侍のピアノ買取」からピアノの買取り金額の見積もりをお願いしてみた時のことを下の記事でもまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
【関連ページ】
「【体験談】実際にピアノ買取り一括査定を使ってみました」
また、この体験談でも書いているとおり、全く同じピアノでも買取業者が異なるだけで買取り価格に 10万円 も差が出ることがあります。
私も一括査定を行うまではそんなに金額に差はないだろうと思っていたのですが、私自身のピアノの見積りを出したところ実際に11万円の差が出てしまったので、複数の買取業者の買取り価格を見積りで比較することは絶対に行ってくださいね。
また、ピアノの一括査定サイトは他にもあるので、どんなところがあるか興味のある方はこの下の記事をチェックしてみてください。
【関連ページ】
「家のピアノを買取りに出すときのコツ、知ってますか?」
☆一括査定ランキングも掲載中
ピアノに高い買取り金額がつけられるのは、それだけ次のピアノ所有者が価値を理解してくれるからこそです。
そのような買取業者を選べば、思い入れのあるあなたのローゼンストックピアノを本当に大切にしてくれる人に受け渡してくれると思います。
<ピアノの買取りで損しないために!>
そろそろ9月もおわりで、少し過ごしやすい陽気になってきましたがいかがお過ごしですか?
ピアノの買取にとっては、春に次いで引っ越しのシーズンなので少し業者が混雑しがちです。
10月に入ればそれほどではないので、雨でなければ処分しやすい時期ですよ。— 中の人 @ピアノ買取り便利帳 (@piano_purchase) September 28, 2024