自宅にあるカワイのピアノを売りに出したい、また回収処分してほしい場合があると思います。
ピアノが使われないままになっていると、このまま置いておくのもなんだかもったいないですもんね。
こちらでは、そんなカワイのピアノの買取りをしてもらうときに知っておきたいポイントについて、高価買取のコツや実際に買取りのためにしておくと良いことまで説明していきます!
◆ピアノの買取・処分先探しに一括査定◆
すでに知っている方も多いと思いますが、カワイのピアノは河合楽器製作所というメーカーが販売しているピアノです。
河合楽器製作所は静岡県の浜松市に本社があり、昭和初期からのピアノ以外にも電子ピアノや知育楽器などのさまざまな楽器を作っている世界的な楽器メーカー。
ピアノには鍵盤のふたを開けるとふたの裏部分に『KAWAI』というアルファベットで書かれたロゴがついているのが、カワイ製(河合楽器製作所)のピアノの証です。
カワイはピアノの製造数がヤマハ(こちらも日本のメーカー)に次いでなんと世界で第2位と非常に有名なピアノメーカーです。
そのため、カワイピアノのピアノとしてはかなり買取りがされやすいものになっています!
実際に、カワイのピアノはさまざまなところでも目にすることがあり、学校や公民館などでも使われています。
しかも世界で有名なピアノメーカーと肩を並べるほどの楽器と評価されて、様々な場所で使われているんだとか。
ヤマハもですが、日本の技術力は機械などだけでなく、ピアノでもすごいんです。
こんな経緯もあり、ピアノを買取りしてもらうときには値段がつきやすいです。
自宅のカワイピアノが今から40年以内に作られていて、大きなキズや傷みがなく演奏にも問題がなければほとんどの場合買い取ってもらえます。
個人的にはカワイのピアノはヤマハよりもリーズナブルなイメージがあるので、中古ピアノとなって販売されるときに子どもがピアノを習いたいタイミングでお試しのつもりで購入されやすいのではないかと思います。
また、カワイのピアノは世界でも人気があるので、買取り先によっては外国で第二の人生ならぬピアノ生を歩むピアノも多くあるようです。
このため、カワイのピアノはヤマハと同じくらい、ほかのピアノと比べても売れやすいといえます
それでは、カワイのピアノを売る、または売れそうにない場合に処分をお願いするにはどこへ頼めばいいのでしょうか?
カワイピアノのメーカー、河合楽器製作所の関係会社には、ピアノの買取りを行っているところは残念ながらありません。
メーカーとして楽器を作るということに専念しているため、中古については取扱っていないようです。
それではどこに売るのがいいかというと、ピアノの買取先としてピアノ専門の買取業者があります。
ほかにもリサイクルショップやネットのオークションサイトで売る方法もあるにはありますが、ピアノは移動が大変で、リサイクルショップでは値段が付きにくいですし、オークションサイトはピアノの状態の保証がしにくく取引にもしものことがあった場合に非常にやっかいです。
その点、ピアノを専門とした買取業者であれば、家からピアノを外に運び出すのにも慣れていてスムーズですし、ピアノの査定もプロなのでしっかりと価値を判断されることでピアノを高値で楽に買い取ってもらえる場合が多いです。
また、元々売るつもりがなかったり価値がないと思ったピアノを処分する場合でも、一度ピアノの買取業者に確認してみてください。
例えば40年以上前のカワイのピアノであっても値段がつくことはありますし、もし残念ながら買取りはできないというピアノの場合であっても、ピアノの引き取りを格安(数千円)〜無料で行ってくれるところがほとんどです!
ピアノ専門でない業者や廃棄業者などに頼むと、数万円の費用がかかるのがふつうなので、ピアノを処分するのにもピアノの買取業者を利用するとかなりお得ですよ。
ピアノ専門の買取業者に買い取ってもらうとして、それ以外にもカワイのピアノを高値で売るためのポイントが3つあります。
順番に見ていきましょう。
1つ目のポイントは、ピアノ専門の買取業者に見積りをお願いするときに複数の業者に見積りを依頼すること。
これを相見積もりと言いますが、これをしっかりすることによって見積りを比較し高い値段をつけてくれる買取業者を見つけることができます。
でもこれを読んで、「面倒なので1か所の買取業者にお願いすればいいか」と思いませんでしたか?
もし1つの業者にしか見積りをしなかった場合、ピアノ専門の買取業者で比較していてもピアノの買取り価格には数万円、時には10万円の差が出ることがよくあります。
また、1か所にしか見積りをしていないと買取業者が気づいた場合、意地の悪い業者ではわざと相場よりも低い見積りしか出してくれない可能性だってあります。
この2つを避けて高値で自宅のカワイのピアノを買い取ってもらうためには、どんなに少なくても3か所には買取りの見積りを出してもらうようにしましょう!
2つ目のポイントは、見積りをお願いする際には自宅のピアノの状態を正しく伝えることです。
ピアノの見積りは、ほとんどの場合ピアノ専門の買取業者は実際のピアノを見ずに査定します。
ピアノを見る代わりに、あなたの伝えるピアノの情報を頼りにピアノの買取金額の見積りを作成するのが一般的です。
そのため、こちらからの情報にもし誤りがあった場合、実際にピアノを引き取ってもらうときに買取り価格が変わってしまうことになります。
こうなるとせっかく複数の見積りを比較して高い買取業者に決めたとしても意味がなくなってしまうので、必ずピアノの情報や現在の置き場所などについて正確に伝えるようにしてください。
伝える内容については下でも説明しますが、もし分からない部分がある場合、買取業者にも素直に分からないと伝えることが大事です。
ピアノを専門にしている業者なら、丁寧に教えてくれるので心配しなくても大丈夫ですよ。
3つ目のポイントは、出された見積りの買取業者に、ピアノのトラック代や引き取り料などが見積りの買取金額に含まれているか充分確認すること。
これをしておくことで、ピアノの買取りで起きがちな引き取り時の金額トラブルを回避することができます!
この部分は買取業者ごとに違いがあるので、見積りを出してもらったところに「買取りをお願いした場合に見積りの買取金額以外に費用はまったく発生しないか」をそれぞれ直接確認してください。
この費用の違いによって、実際に手元に来る金額が逆転し別のところにお願いしたほうが高く買い取ってもらえることにピアノの引き取りの時に気づいてしまうこともあるので、そうならない様にしっかりチェックしておきましょう。
ピアノの買取りは、先ほども少し触れましたが、まずピアノの情報を業者に伝えることによって買取金額の見積りを出してもらい、納得できるところに買取りをお願いするのが一般的な流れです。
ここでは、見積りをお願いするときに気をつけてほしいことを確認していきましょう。
※ピアノ買取りの流れについてもっとくわしく知りたい方は、「ピアノの買取りの流れを知る! 〜事前の確認から買取り成立まで〜」をご覧ください。
カワイのピアノは、ピアノ専門の買取業者に見積りを依頼しましょう。
見積りの依頼は、主に買取業者に直接電話する方法と、ネット上のサイト内の見積りフォームから入力してお願いする方法が一般的です。
先ほどの「カワイのピアノを高く買取りしてもらうには」の部分で説明した、3つのポイントについて気をつけておくようにしましょう。
見積りの際には、ピアノの情報として「ピアノの色」、「アップライトピアノかグランドピアノか」、「メーカー名」、「ペダルの本数」、「機種名(モデル名)と製造番号」について伝える必要があるので、事前に確認しておいてください。
ピアノ買取りの見積りの依頼には基本的には買取業者ごとに直接連絡しないといけないですが、これだと複数の買取業者に依頼するのに手間がかかりますよね。
ピアノの買取業者といってもいろいろあるし、どこに頼んでみようか悩んでしまう場合もあるかもしれません。
そんな方は、ピアノの買取り価格を一括査定してくれるサービスを使うのがおすすめです。
これは、ピアノの見積り依頼をすることで一括査定のサイトが提携している複数の買取業者に向けて見積りを依頼してくれるサービスになっています。
手軽なのに無料で利用できて、自宅のカワイのピアノを高額で買取りしてくれる業者を見つけることができます。
ピアノの一括査定サービスを行っているところはいくつかありますが、特に「引越し侍のピアノ買取」(※引越ししない方ももちろん利用OK!)がおすすめです。
「引越し侍のピアノ買取」は、見積りを複数の業者に依頼するだけでなく、入力から1分でおおよその査定価格が表示されるサービスもあります。
また、私が以前この「引っ越し侍のピアノ買取」でピアノの買取り金額の見積もりをお願いした体験を下の記事でまとめているので、気になる方はご覧ください。
【関連ページ】
「【体験談】実際にピアノ買取り一括査定を使ってみました」
このようなサービスも上手く活用して、カワイのピアノを相場以上の価格で買い取ってもらうようにしてくださいね。
カワイのピアノはほかのメーカーのピアノと比べても売れやすく、価格も高値になりやすいです。
実際に買取りをお願いする時には、一括査定のサービスを利用するなどして複数の見積りをしっかりと比較するなど、上に挙げた3つのポイントをおさえた上で行うことでさらに納得できる価格で買い取ってもらえるようになります。
<ピアノの買取りで損しないために!>
そろそろ9月もおわりで、少し過ごしやすい陽気になってきましたがいかがお過ごしですか?
ピアノの買取にとっては、春に次いで引っ越しのシーズンなので少し業者が混雑しがちです。
10月に入ればそれほどではないので、雨でなければ処分しやすい時期ですよ。— 中の人 @ピアノ買取り便利帳 (@piano_purchase) September 28, 2024