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ピアノの買い取り査定にピアノ使用時のキズや傷みは影響する?

ピアノのキズや傷みは買取り額に影響する?

 

ピアノの買取りを考える上で、心配になることの一つがピアノについてしまったキズや凹みなどの傷み

 

家にあるピアノだと、いつの間にかキズなどができてしまうことも多いです。

 

ピアノに傷みがあってもちゃんと買い取ってもらえるのか、そして査定額に影響はないのか?

 

ここではその疑問を解決するために、ピアノの傷みの種類査定への影響、そして実際の買取りのときに気をつけることを解説していきます。

 

 

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ピアノの傷みの種類によって査定が異なる

 

ピアノの傷みと言っても、様々な種類があります。

 

本体のキズや凹みだけでなくひび割れや部品の破損もありますし、キズの位置によって買取金額の査定が大きく異なる場合もあります。

 

あなたのピアノはどのキズや傷みが当てはまるか、そして査定への影響を見ていきましょう。

 

ピアノの外側の傷みについて

ピアノの外側は通常の使用方法で最もキズや傷みができやすい位置になります。

 

そのため傷みがあっても、小さなものであればピアノの買取金額に影響しないことが多いでしょう。

 

 

 外側の細かなキズや凹み、ペダルのくすみ

ピアノの傷みとして一番多い物が、外側の細かなキズや何かぶつけたときにできた凹みです。

 

この場合は、査定額は変わらないか少しの減少になるでしょう。

 

見積り時に多少の小さなキズや傷みは考慮されているのがふつうなので、あまり気にする必要はありません。

 

 <ピアノのキズの例(右側)>

ピアノ買取 キズの例

 

このような凹みも、数が少なければそれほど金額に影響はないです。(くぼみがたくさんの場合は修理に手間がかかるので価格が大きく下がるかもしれません)

 

また、足で踏むピアノのペダルがさびてくすむことも多くありますが、これは磨けばきれいになることがほとんどなので問題ありません。

 

 

 塗装のはがれやひび割れ、外側の大きなキズなど

大きなキズを含めて、遠目から見ても気づくような傷みがある場合には査定額への影響も大きくなります。

 

あまりに大きな傷みであると、ピアノの種類などの関係もありますが買取価格が付かない可能性も……

 

外側の塗装のはがれひび割れ一目で分かるキズなどがないかを確認しておきましょう。

 

またピアノのペダルの折れも、直すのにコストがかかるため買取金額が大きく下がる部分です。

 

 

ピアノの内側の傷みについて

ピアノの中に傷みが見られた場合は、外側の傷みよりも査定額が大きく下がる可能性が高いです。

 

普段なかなかピアノの内側を見ることはないと思うので、まだ確認していない場合はピアノのふたを開けて買取りの前に中をしっかり覗いてチェックしておくといいでしょう

 

<上のフタを開ける様子>

ピアノの中の確認

ピアノのふたは非常に重いものが多いので、ふたを開ける際には手を挟まないように充分注意してくださいね。

 

 内部本体(木材)の傷み

ピアノの内部は傷むことが少なそうに感じますが、木材で出来ているため過度の湿気に弱いです。

 

そして、湿気以外にも、実はねずみやシロアリなどに木材をかじられる鼠害虫害の可能性があります。

 

ピアノの内部は上のふたを閉めた状態では通気性があまりよくないため、放っておくとこのような害がでてしまうことがあります。
(こんな被害をみつけてしまったら、ショックですよね……)

 

 

傷んでいないかはピアノの中を覗くことでも確認できますが、アップライトピアノは下の方まで見えにくいです。

 

ピアノの確認のため、端から端まで鍵盤を押して弾いてみて変な音がしないか鍵盤の動きに異常はないかをチェックしてみることで、これらの傷みに気づく場合が多いようです。

 

鍵盤がたくさんあるのでちょっと面倒ですが、買取時のまさか!を防ぐためにも全ての鍵盤の音を鳴らして調べておきましょう。

 

本体の内側は修理が困難なので、多くの場合は買取り価格がゼロとなってしまいます。

 

そう言われると、できるだけ買取業者に伝えたくないですよね……

 

 

でも、内部の傷みは後で必ず業者に気づかれてしまいます

 

家での本査定でも確認しますし、買取後には中古ピアノとして販売するためにピアノを解体して中まで細かくチェックされるので、見逃されることはないんです。

 

そのため、もし見積りの後でピアノの傷みに気づいてはおおごとになってしまうので、大丈夫だと思っても、見積り前に必ず確認して、正確に伝えるようにしてくださいね。

 

 内部の部品の傷み

ピアノ内部の部品は、木材のほかにフェルト金属(ピアノ線やフレームなど)も使われています。

 

内部の部品の傷みは、先ほど挙げた鼠害虫害の他に、タバコの煙台所の油による汚れ(炒め物などの際の蒸気が悪さをします)、そして湿気による傷みが考えられます。

 

部品は取り替えれば中古として販売が可能なので、ピアノが古くなければ買取りされる可能性は高いですが、査定は下がってしまうでしょう。

 

 

キズや傷みのあるピアノを売る時には

 

ピアノのキズや傷みで当てはまるものは見つかったでしょうか?

 

次は、そのような傷みのあるピアノを買取りに出すときに注意したほうがよいことを確認していきましょう。

 

買取前の修理は避ける!

ピアノのキズや傷みを見つけてしまうと、どうにか直して査定を上げたいと思うもの。

 

でも、特に専門の技術を持っていない人がホームセンターなどの道具を使って修理を行っても、査定は上がらない場合がほとんどです。

 

よく見ると修理した痕が分かってしまうものは、中古ピアノとしてそのまま売りに出すことができません。

 

そのため、買取りされた後にまた修理されることになり、査定もキズや傷みのあったときのままか、やり方によってはもっと査定が下がってしまうかもしれません。

 

かといって、事前に別の修理業者に依頼しては、直さずに買取で引かれる金額より高い費用がかかってしまいます。

 

ここは大人しく、買取業者にキズや傷みについて素直に伝えて買い取ってもらったほうが、労力もお金もムダにせずに済むでしょう。

 

ピアノを掃除しておくとキズが目立ちにくい

それでもどうにか査定の低下を抑えたいですよね。

 

誰でもできることとしておすすめなのは、ピアノをきれいに掃除をしておくこと!

 

ピアノにホコリがあるか無いかで、ずいぶんと買取業者の査定の人に与える印象が違い、汚れていると目立つキズが掃除することで目立ちにくくなり、値引き額が少なくなる場合もありますよ。

 

掃除の際には、新たなキズがつかないように注意しながらメガネ拭きのように柔らかい布で拭いてくださいね。

 

<ピアノを拭くのは柔らかい布で>

ピアノの買取り前の掃除例

 

傷みに関する悪徳業者の手口に注意

実際の査定の際に、言葉巧みに査定額をどんどん下げていく悪徳業者に出会わないか心配ではないでしょうか?

 

特に、ピアノのキズや傷みを口実として一般的な価格よりも買取金額を下げてくる場合があるようです。

 

実際、見積りよりも後で判明した大きなキズや傷みは査定が下がる要因となりますが、塗装面の細かなキズに関しては数万円も差し引かれることはないです。

 

 

例えば、細かなキズや凹みの修繕の仕方は、

 

黒いピアノなどの鏡のように映り込む仕上げのピアノでは、塗料を埋め込んでバフという磨きをかけること。これで比較的容易にピカピカな状態になります。

 

木目のピアノは傷を埋めた上で必要に応じて木目を手で書き込み、その後日焼けなどの色むらをなくすために全体を塗装します。

 

……が、

 

鏡のような鏡面仕上げではバフがけ、木目ピアノなどでは全体の塗装のし直しは、業者が中古として売るために買い取ったピアノであれば必ず行う作業なんです。

 

私も先日店頭で売られていた30年以上前に製造された中古ピアノを見たんですが、どのピアノもまるで新品のようにキズ一つ無く輝いていましたよ。

 

でも、買い取った時にはどんなに丁寧に使っていたピアノでもキズはある状態なんです。

 

自宅のピアノが端から見てボロボロでない限り、細かなキズで査定が大きく下がると言われた場合は疑ったほうがいいでしょう。

 

また、大きなキズや傷みのある部分は事前に写真に撮って残しておくなど、万が一の場合にそなえると安心です。

 

見積り時からピアノの正確な状態を伝えておく

先ほどもすこし触れましたが、見積りのときにピアノの状態を正確に伝えておくことで、トラブルを避けることができます。

 

正しい情報で見積りを作ってもらうことで、買取りの本査定のときに価格が下がるのを防げます

 

またそれだけでなく、見積りの時点で正確に買取金額を比較することができるようになるので一石二鳥です。

 

特にねずみやシロアリの害や本体の大きなひび割れなどは伝え漏れがあると、見積りでは買取金額が付いていてもいざ家に買取業者が来たときに実際は値がつかず引き取り料が発生してしまう場合もあります。

 

そこまでいかなくても、実際の買取り額がピアノの引き取られる直前で下がるのは辛いですよね。

 

悲しい事態を避けるためにも、必ず傷みについても事前に伝えるようにしておきましょう。

 

買取不可でも買取業者の多くは引き取りをしてくれる

もしピアノに買取りの値段がつかない場合は、無料か引き取り料などのお金を出して引き取りしてもらうことになるでしょう。

 

引き取りの際、その買取業者では有料になるかどうかを事前に確認しておくと安心です。

 

確認するときは、引き取りの際は出張料搬送料などすべての料金がどうなるかを聞くようにしてください。

 

引き取り料は、無料のところや数千円がかかるところなど買取業者によって様々です。

 

買取業者が家に来てからではもめる元になるので、見積りで買取金額がついた場合でも、買取りをお願いする前にもし引き取りしかできなかった場合についてを必ず聞いておくようにしてください。

 

ピアノが見積りの金額のまま買い取られることが一番ですが、こうしておくことで残念ながらピアノに値段がつかなかった場合にもトラブルになることを防げますよ。

 

 

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