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ピアノ買取りのキホン サイト

買取りは40年前までのピアノならOK もっと古いのも!?

40年前の古いピアノでも買取りされる

 

家のピアノの処分の方法として買取りを考えたときに、ピアノが古いけどちゃんと買い取ってもらえるのか心配になる方もいると思います。

 

 「親子2代に渡って使用してきたピアノでは、もう捨てるしかないかな……」

 

 「近所の人からゆずってもらったピアノだから、古くて値段がつかないのでは?」

 

など、長く所有していたり誰かに使われていたピアノであれば不安も出てきます。

 

また、なんとなくピアノが古いとは知っていても、いつ作られたものか分からない場合もあるかもしれません。

 

ここでは、いったい何年前までのピアノなら買取りが可能なのかピアノの製造年の確認方法そしてどうすればピアノの買取金額がつきやすいかを説明していきます。

 

 

◆ピアノの買取・処分先探しに一括査定◆

 

 

 

ピアノに買取り価格がつく製造時期のボーダーライン

 

ピアノは、10年程度で一般的に寿命と考えられる電化製品とは異なり10年や20年ならまだまだ現役で使えるため、楽器としての価値も高いです。

 

調べて見たところ、ピアノは一般的に製造から40年以上経ったものは値段が付かない場合があり50年以上経過したものはほぼ買取りができないと言われているようです。(アンティークという例外はありますが……)

 

新品のピアノを購入した時期ではなくピアノが作られた時期であることに注意してください。

 

たとえばピアノを新品で親が幼いのころに購入したものでそののち親子2代で使用したのであれば、場合にもよりますがだいたい40年〜50年前ごろに作られたものであることが多いと思います。

 

ピアノの状態によっても買取りできるか変わってくる

ピアノが買取り可能な年数であっても、その状態によっては買取りができない場合があります。

 

ピアノ本体のヒビなどの大きな破損や、10年以上全く調律を行っていなかったことなどでピアノが痛んでいる場合は、買取業者による製造年数による査定の価格から金額が差し引かれたり買取値段が付かなくなる場合があります

 

通常使用の範囲内の外側の傷やへこみはほとんど問題ないですが、商品として販売するために大規模な修理が必要なものは残念ながら買い取れない可能性が高いです。

 

なので、製造年数だけで買取り価格が決まることはありません。

 

実際に45年前に作られた私のアップライトピアノを買取業者に何件か見積りをしてもらったところ、最高で12万円の査定をつけてもらうことができました。

 

下の写真のヤマハU3Gという機種のピアノで、「小さなキズあり」で故障や不具合のないピアノという条件でした。

 

45年前のピアノの買取りの査定例

 

ちなみに、このとき「ピアノの見積り一括査定」サイトで私のピアノを見積もりしたときのことは下の記事にまとめています。

 

気になる方は以下のリンクからご覧ください。

 

 

 

あなたのピアノの製造年数を確認してみよう

 

あなたの自宅のピアノが、だいたい何年ごろ作られたのか気になるけれど分からない人はどのように調べたらいいでしょうか。

 

実はピアノが作られてから何年経っているのかは、調べるのにちょっとしたポイントがあります。

 

というのも、ピアノ自体には製造年は書かれていないんです……

 

ですが、自宅のピアノの「メーカー名」「製造番号」を確認し、それらとメーカーなどが公表している製造年月の情報を照らし合わせることで作られたのがいつ頃なのか知ることができますよ。

 

ヤマハでは公式サイトのこちらに表が掲載されており、カワイは公式では発表はされていないようですが、有志の方によりこちらのページで同じように調べることが可能です。

 

また、その他のメーカのピアノを調べたい場合にはメーカーに直接たずねるほか、ピアノの買取業者がピアノの査定に利用するため各メーカーの同じ情報を持っているので、「家のピアノの年式を知りたい」などと電話などで問い合わせてもいいと思います。

 

※ピアノのメーカー名と製造番号についての位置については、「5分で完了! ピアノの買取り査定に必要な項目を事前にチェックしよう」をご覧ください。

 

古いピアノでも値段が付くのは良い木材を使ったものが多いから

 

ピアノの製造年数が分かったけれど、

 

「40年物のピアノで古いながら売れるとは言っても、なんだか捨てるようなものを買い取ってもらうなんて気が引ける……」

 

などと思ってしまっていませんか?

 

でも、その心配は無用です。

 

買取業者は、そのピアノに商品的な価値があるからこそお金を出してまで買いたいんです。

 

特に1970〜80年代に製造されたものは、木材を贅沢に使用したピアノが多いそうです。

 

これは、現在の新品ピアノでは森林を守るためやコストの関係などで使用する木材を変更したり乾燥のさせ方を変更しているためだそうです。

 

ピアノを専門としている人で、昔のピアノのほうが良い音がするという人も多いようですよ。

 

なので、古いピアノだからといって引け目を感じることはありません。

 

自信を持って、ピアノの買取業者に見積り依頼をしてみてください。

 

楽器としてのピアノはゆっくりと価値が下がる

 

自宅のピアノが売れそうなのは分かったけど、ピアノを売るのを迷っている場合もありますよね。

 

ピアノにはたくさんの思い出がつまっていて手放したくないこともありますし、お子さんなどのために取っておく選択もできます。

 

ですが、ピアノは一般的に年月が経つにつれて買取り価格が付きにくくなります

 

1、2年ではそれほど変わらない場合も多いですが、やはり新しいほうがピアノの状態はいいですし数年後に売ろうと思った時には、当然現在の買取金額より下がっている可能性が高いです。

 

また楽器としても、

 

 ・製造からの経過年数による自然劣化
 ・設置場所の湿気・気温の影響を受ける
 ・内部の木材にねずみやシロアリの害が出ると価値が激減する
 ・確率は低いが災害の可能性も

 

といったリスクは常にあります。

 

そう考えると、使用しないものを大切に維持管理しておくことの難しさというものも考えなければなりません。

 

なので、私個人の意見としてではありますが、もしこの先3年間弾かないと思うのなら、今売ってしまったほうがいいかなと思います。

 

今後のこともよく考えて、ピアノをどうするか決めるようにしてくださいね。

 

梅雨前には古いピアノを売るのがおすすめ

 

ピアノは古くなるとどうしても故障が起こりやすくなりますが、中でも梅雨の時期は長雨の湿気でピアノの故障が起きやすいです。

 

多いのは「スティック」と呼ばれる状態で、ピアノの鍵盤内部のフェルトが水分によって膨張し、ピアノを弾くときに鍵盤の動きが悪くなってしまうこと。

 

1本の鍵盤がこの状態になってもそれだけで買取り不可になることはほとんどないですが、価格が下がる可能性はあります。

 

このため、梅雨や秋の長雨の時期に入る前に買取りを済ませたほうが安心です。

 

また、大雨ではピアノ自体を外に運び出せないので、買取り予定日よりも大幅に引き取りが遅れる可能性もあります。

 

そのほか交通状況によっても引き取りが困難な場合があるので、大雪や台風などの時期を避けて買取りを考えるといいです。

 

 

ピアノの買取り先は入念に探そう

 

ピアノを買取りに出すことに決めたら、ピアを買取りしている業者に何件も相談してみることが大事です。

 

特に40年以上前に作られたピアノは、買取業者によって値段がつくかどうかに違いがあります。

 

先にピアノの見積りを依頼した1、2社から、「このピアノは買取りができない」と言われたら、そういうものかと思って無料引き取りでもいいと思ってしまいがちです。

 

でも、ここは踏ん張って5社程度に見積りを依頼してみることをおすすめします。

 

買取り金額が数万円であったとしても、0円や引き取り料でマイナスになるよりもずっといいですし、値段がついたほうが後から振り返った時にも少しでも良い思い出になると思います。

 

特にアンティーク物やデザインに価値があるピアノと判断されると、通常のピアノと異なり査定が難しいためか買取業者によって見積金額に大きな差が出やすいです。

 

このため、自宅近くのピアノ専門の買取業者に見積りを依頼するだけでなく、一度にまとめて見積り依頼ができる一括査定サイトなどもうまく利用しましょう。

 

具体的には、以下の「引越し侍のピアノ買取り」のようなサービスです。(※引越ししない方ももちろん利用できます)

 

 

【引越し侍のピアノ買取】

 

このようなサービスを利用するなどして、あなたのピアノに納得できる価格を提示してくれるところを丁寧に探してみてください。

 

 


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